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zoom RSS 大井川源流二軒小屋へ

<<   作成日時 : 2017/08/28 16:17   >>

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 25日〜27日大井川源流部二軒小屋まで行ってきた。
静岡駅発9:50の夏季限定運行(8月30日まで)静鉄バス南アルプス線で井川経由およそ3時間で、畑薙第一ダム臨時駐車場へ。バスは大きなザックを担いだ登山者でほぼ満員。ここで皆さんは登山カードを記入・提出。ここから先の林道は一般車通行禁止、指定山小屋宿泊者のみ乗車できる東海フォレストマイクロバスに乗り換え、椹島、二軒小屋を目指す。バスを待つ列中に「もう後期高齢者だよ!」と云う3人組、椹島ロッジに泊まって明日聖平小屋宿泊明後日聖岳(3013m)登頂を目指すという。妻は羨ましがるも私たちは足が痛い・腰が痛いと残念ながら登山は不可能、奥大井の最北部二軒小屋まで行って山の雰囲気・豊かな自然環境にちょっとでも浸ることしかできない。2,3年後にはリニア新幹線南アルプストンネル静岡工区の工事が始まるとダンプが走り回る喧騒の地となる筈だ、その前に静かな原始の姿を留める大井川源流の流れ・豊かな自然を味わいたいと考えての今回の旅である。マイクロバスは椹島でほとんどの客が降りる(ここは南アルプス南部の3000m峰赤石岳・聖岳・荒川岳・千枚岳・塩見岳などへの登山基地である)、そこから先へは5人だけ、二軒小屋ロッジ着16時すぎ。標高1400mに立つ瀟洒なこのロッジは松井さんと云うシェフが作る夕食は美味しいと評判の山小屋である。奮発して新館個室を予約していたのだがこの日の新館宿泊者は私たちだけ(ちなみに本館宿泊者も含めて今晩の宿泊者は18人)、1Fのロビーを二人で占領してテレビを観たり本棚から山の本・地図など引っ張り出してコーヒーを沸かして飲んだりゆったりと贅沢な時間を過ごす。曇りがちなれどなんとか煌めく星空も撮影。
 翌日椹島へのバスを一便遅らせてあいにく小雨の中を一時間ほど大井川本流にかかるすざましい水しぶきを上げる大滝、上流へ田代池など付近を散策。ミニバンで椹島ロッジへ、で昼食、ここで昨日の3人組と再会、メンバーの一人の体調が悪く聖岳(3013m)への登山道を2時間半ほど行った聖沢吊橋手前で引き返してきたという、残念だが”勇気ある撤退”である。帰りは静鉄バス南アルプス線を井川駅入り口で下車し大井川鉄道井川線トロッコ電車のに乗り約40分接岨峡温泉駅で下車、駅舎のすぐ前「民宿森林露天風呂」泊。
 翌日は宿の車で送ってもらい、長島ダム湖(接岨湖)に架かるレインボーブリッジを渡るトロッコ電車の絶景撮影スポット(県道旧道)へ。上り下り合わせて3本の電車を撮り終えて、山道を下り奥大井湖上駅発12:11の電車で帰路に着く、途中長島ダム〜アプトいちしろ間の急勾配区間を走る日本唯一のアプト式鉄道乗車を体験して千頭駅へ、大井川鉄道本線で金谷へ、東海道本線で静岡、新幹線こだまで18:16東京着。

 45年まえ、私は畑薙第一ダム直下にあった温泉宿(現在は廃止、県道際に白樺荘として営業)に泊まって一週間ほど椹島、二軒小屋一帯を仕事で歩き回ったことがある。その頃は大正時代からの林業基地としての椹島小屋、二軒小屋はあったものの今のような豪華なロッジは存在しなかった。その後建設された赤石ダムで林道ルートが少しばかり変更されたのか赤石沢辺りの様子が記憶と異なってはいるがほとんど半世紀前と同じ自然環境が保たれていた。リニアトンネル工事が始まったらどうなるのか。トンネル掘削に拠って大井川の水量は毎秒2トン減ると予測されている、トンネル湧水をポンプアップして大井川に戻す計画だとは言うが、水質・水温の変化が生態系とくに魚類に大きな影響が出る可能性があり、渓流釣り人たちが危惧しているそう、そればかりではない森林など動植物が被る影響は予測し難い。自然環境が破壊されないことを切に祈るのみ。
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