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zoom RSS 「戦争まで〜歴史を決めた交渉と日本の失敗〜」

<<   作成日時 : 2017/12/08 17:53   >>

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 東京大学文学部教授、歴史学者である加藤陽子さんが中・高校生に6回にわたって講義した内容を一冊の本にまとめた「戦争まで」朝日出版社を読み終える。奇しくも今日は12月8日日米開戦の日である。加藤さんは、世界が「日本に「どちらを選ぶのか」と問いかけた交渉事が3度あったとし世界が日本に示した選択肢のかたちと内容を、それに対する日本が対置した選択肢のかたちと内容・対応を再現している。3度の交渉事とは、1.1931年9月関東軍の謀略によって引き起こされた満州事変に対するリットン報告書を巡っての交渉、2、1940年9月ヨーロッパでの戦争と太平洋での日米対立を結び付けることになった日独伊三国軍事同盟条約締結におけるドイツとの交渉、3、1941年4月から11月にかけての日米開戦に到るまでの日米交渉である。高校生相手の講義とはいえ、資料をふんだんに示し、時には生徒に問いかけしながらの真剣な講義内容である、大人の私にとっても「そうであったのか!なるほど!」と知らなかった事実を得られたなかなか読み応えのある素晴らしい書籍であった。
 来年、選挙権を得る孫1号にも読ませたい、お年玉に添えてのプレゼントにしようと思う。ついでながら小5となる孫2号には「太陽・月・星のこよみカレンダー」、小3となる孫3号には「学習まんが語彙力アップ1000」をプレゼントする予定のじじ馬鹿である。

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コメント(1件)

内 容 ニックネーム/日時
 私事ですが、叔父から小5の時に地図帳と地理図鑑を貰い、地理に興味を持ち、社会の成績が5になったこと、高校1年の時「中国の赤い星」を貸してくれ、その後、読書の幅が広がった記憶があります。孫たちへのおじいの”知的財産の押し付け”いいですね。
姪ーる
2017/12/10 10:14

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