”特別展巨星松本清張”を見てきた

画像神奈川県立近代文学館で開催されている”特別展巨星・松本清張”を見てきた。都営地下鉄三田線から東急目黒線・横浜線経由でみなとみらい線元町中華街駅を降りて、エレベーターに乗り最上階まで一気に横浜港が眺められる丘の上に到着、そこはアメリカ山公園。外人墓地を右に見ながら横浜気象台の前を通り、港の見える丘公園を抜けて折から薔薇が満開のなか写真を撮りながらゆっくり歩いて20分とかからない、久しぶりの五月晴れの陽を浴びながらのんびり散歩を決め込む。
 展覧会では、朝日新聞小倉支社での版下画工・広告部員時代から、没する直前までの写真や原稿・映画のポスターなど膨大な資料が展示されていて清張がまさに”巨星”というべき存在であったことを再認識させられた。また、お気に入りだったという女優新珠美千代さんとのツーショット写真は、あのごつい顔つきの清張にこんな一面もあったのかと微笑ましかった。
私は清張の作品は結構沢山読んでいるつもりだった(ざっとあげると「点と線」「小説帝銀事件」「ゼロの焦点」「波の塔」「砂の器」「わるいやつら」「球形の荒野」「日本の黒い霧」「深層海流」「けものみち」「Dの複合」「小説東京帝国大学」「風紋」「黒皮の手帳」「西郷札」「天保図録」「黒い樹海」「霧の旗」「黒い画集」「神々の乱心」などなど)が、清張は40年間でなんと1000編もの作品を発表しているという、まだまだ読んでいない傑作がたくさんあることに気付かされた展覧会でした。
昨年夏ごろから読みだした「昭和史発掘」(文庫版全9巻)はようやく第7巻の半ばくらい2.26事件真っ最中を読み進んでいるところ。


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