「恍惚の人」

 山田洋二監督が選んだ日本の名作100本の第5本目「恍惚の人」を観る。
画像森繁久弥の迫真的演技と高峰秀子の献身的な看護の場面がなんとも凄まじくもありk悲しくもある。
森繁は40代そこそこで80代の役を見事にこなしているのに驚いた,さすが名優である。高峰秀子演じる献身的嫁さん役には,時代の背景が見事に描かれている。 当時は「ぼけ」と言っていたが今は痴呆症とかアルツハイマーとか呼ぶが,いずれにしても当時は家族が一丸となって老親を養っていたことがよく表現されている。
 ところが現在はどうか?介護保険制度の影響もあるのか,老人を家族で支えていく風習が無くなってしまったように思えてならない。振り返ってわが身を見れば,一回り上のわが長姉は,この歳で既に”ボケ”に陥っている。わたしも他人ごととは思えぬ年代に入っていることに遅まきながら気がつく,いわゆる”ボケ”状態に陥らないことを念ずるばかりである。

 「恍惚の人」は。確か読んだことがあると思って書棚を探してみたらあった!あった!埃にまみれた本を取り出しまた原作を読んで見ようと思っている。
 
 

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